この度は当店の染物キットをご購入いただきまして有難うございました。
こちらのページでは、実際に染めて頂く際のデザインの付け方や染色後のアフターケアも載せています。
ご不明な点等ございましたらお問い合わせページからお気軽にご連絡ください。
染色の流れ
- 1ℓのお湯（約40度）でキットを溶かす。しっかり混ぜ合わせて下さい。
- 染めたいアイテムを濡らす。（濡らし漏れが無いよう注意してください。濡れていない箇所は色が入りにくいです。）
- デザインをつける。紐やゴム、棒状のものなどを使用して縛る等していきます。
- 染める（30秒程度）。キットを溶かしてから時間が経っている場合は、染料が沈殿している場合がございます。しっかり混ぜ合わせながら染色しましょう
- 洗い流す。
※洗い流す際の注意点がございます。水で洗い流し始める前または、洗い流し始めた直後に紐やゴムをほどいてしまうと染色液が他の部分にも染みてしまい、模様がはっきり出ない場合がございます。洗い流し始めは紐やゴムはほどかずに、少し経ってからほどいて頂きますようお願いします。
４種類のデザインの染め方
工程④まで進みましたら、染料に約30秒漬けて下さい。
染色後のアフターケア
染色後は一度自然乾燥させてから洗濯してください。乾燥中に染料を含んだ水分が落ちることもありますので、床や壁に付着しないように十分お気を付けください。はじめの数回（２～３回程度）は念のため、単独で洗濯すると安心です。
万が一色移りした場合は、すぐに洗うことで落とせます。
洗い方
• 洗濯は、水またはぬるま湯での手洗い、もしくは押し洗いが基本です。洗濯機を使用する場合は、水を十分に張ってください。
• 漂白剤は使用しないでください。
• 漂白成分が含まれる洗剤も避けてください。
• 色移りしやすいので、他の衣類とは別に洗ってください。初めの数回の洗濯で濃い色が出ることがありますので、特にご注意ください。
• なるべく色を残したいという場合は、中性洗剤を使用してください。
• 表面は藍染めの色素が付きやすくなっています。製品の形状により、洗っても均一に色落ちせず、ムラが残る場合がありますが、使用するうちにムラは消えていきます。
藍染めはアルカリ性になると水に溶け出す性質があり、色落ちしてしまうので、アルカリ性の石鹸も使用しないでください。
乾燥方法
• 日に強く当たるところに干しますと、太陽の光で変色・退色してしまう恐れがございます。ご注意ください。日陰干しをしてください。
• 冬季は洗濯時と温度差があるので室内で乾燥させることをお勧めします。この場合、裏返しがなお良いでしょう。
• 濡れた生地同士が張り付いた状態で乾燥されますと色移りの原因となります。
• 乾燥機は高温の為、衣服が大きく縮む恐れがございます。また、擦れ（コスレ）により、生地がスレて色褪せの原因となりますので、ご使用しないで下さい。
保管方法
• 直射日光が当たる状態で保管したり、照明下で畳んで保管するとやけが起こり色褪せの原因となります。暗所で保管をしてください。
ほかのお洋服などに色移りしてしまった場合の対処法
もし藍染製品が色落ちしてしまい、他のものに色移りしてしまった場合は、以下のような手順で洗ってください。
【色移りの取り除き方】
- ぬるま湯に弱アルカリ性洗剤と漂白剤を加える
- 30分～1時間程度浸けおきする
- 色が落ちたらすすぎ洗いをする
- 最後に通常通りの洗濯をする
- 弱アルカリ性洗剤に漂白剤を加えたものをぬるま湯に入れ、３０分～１時間つけおきをして、色が落ちたのが確認できたらすすぎ洗いをし、その後通常通りの洗濯をして下さい。
強くこすり洗いをすると生地が傷む恐れがあるので注意が必要です。